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■ワーキングマザーの時短術(職場編2)

時短は、自分一人の力では難しい面もあります。対人関係を工夫することも、時短につながります。これが一番大変かも…。

■人にお願いするときは、締切を1日余分にみておく

人間、締切が近づかないとやる気がでないものです。残業できる立場の人は特に…。締切間際、しかも定時直前に資料を渡されたり、ちょっと相談が…といって声をかけられることも多いです。でも私は
その時間から資料チェックしたり、ゆっくり相談にのったりしてあげられない…。なぜならお迎え時間が迫っているから!!
そこで、お客さんには10日以内に提出します、と伝えておいて、作業をお願いする人には9日以内で、と伝えることにしました。この時に絶対無理な納期を設定しないことがポイントです。無理な納期は相手のやる気を奪います。作業する人がこの期間ならできる、と納得した上で納期を設定し、お客さんには+1日余分に伝えておくのです。
最初は、お客さんには1日でも早く提出しなきゃと思ってましたが、少しくらい遅れてもミスが少ないものを出した方が評価されますし、後々スムーズに進みます。(※企画書は別です。粗削りでもまずは出します。)
あと、普段無理のない納期でお願いしていると、本当に納期が短くて困っているときには社内の人が「なんとかするよ!任せとけ!」みたいな反応になります。いつも厳しい納期だと「また?いいかげんにしろよ…」ってなるので、緩急使い分けが大切だなぁと感じています。

■相手のミスを責めない

トラブルがあった時、その対応って本当に人間性が出ますよね。例えば、お客さんに提出したものにミスが見つかって指摘されてしまった時。もちろんお客さんには謝罪しますが、実際にそのミスをした人にはどのような対応をしますか?私は絶対に相手を責めないようにしています。ミスがあったことを伝え、私も気付けなくてごめんと謝るだけです。責めるどころか、原因を追求したり、次から気を付けるように、とかも言ってません。それじゃ甘すぎる!同じ事を何度も繰り返すぞ、と思われるかもしれません。でも、もう大人なんだから原因や再発防止策は自分で考えてね、というスタンスです(笑)もちろん、わからなくて困っている時は相談はウェルカムです。
ポイントは、心の底から責めないこと。口では優しいことを言っていても、心の中で責めていたら、それはきっと相手に伝わると思います。

■定時過ぎたらいない人、を徹底する

締切を1日余分にみておくことにもつながりますが、私は定時を過ぎたらすぐ帰らなければなりません。数ヶ月に一回くらいは夫にお迎えを替わってもらって、夜に自由な時間をもらえたりしますが、その日も残業はしないようにしています。たまにでも残業をしていると、「いざとなれば残業できるんだな」と周りの方は思いますよね。それでズルズルと残業が増えていきそうなので、たとえ残業できる日でも定時で帰ることにしています。
ただ、大きなトラブルがあったときはこれができませんでした。おばぁちゃんに頼って残業、休日出勤…。この経験から、トラブルが起きないようなリスク管理も心がけるようになりました。

対人関係で気を付けていることは細かくいえばもっとありますが、この3つが特に効果的だと感じています。とはいえ、私もまたまだ試行錯誤の途中。もっといい方法が見つかるかもしれません。あと、職種によっては当てはまらないかもしれません(私は営業職です)。クライアントも社内スタッフもわたしも、win-win-winの関係になれればいいなと思っています。