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本や趣味や日々のあれこれを綴っています

■ワーキングマザーをやめたいと思ったこと

私には4歳の息子がいます。
一歳半のときに時短勤務で仕事復帰し、3歳になるまえにフルタイム勤務に戻しました。

これまで何度も、今でも毎日のように「ワーキングマザーやめたい!」と思っています。勤務時間や通勤時間を見直したい、という方が正しいかもしれません。
たいていの会社では、時短勤務は子が3歳になるまで、とか就業規則で決められていると思います。
でも、実際育ててみて思った。3歳になっても子育ては楽にならない!むしろ体力や知恵のついてきた子供に向き合うのは今まで以上に大変になってきた。

もちろん、0歳には0歳の、1歳には1歳の大変さがありました。その時に比べたら楽になったと思う場面もありますが、そのぶん他の面で大変になる。年齢によって「大変」の中身は変わるけど、度合いは変わらないのだと思います。

そしてそれはこれからもそうなのでしょう。小学生になったら、学校、学童、習い事などいろいろな方面に目を配らないといけないだろうし。(今は保育園だけとのお付き合いなので、そこがうまくいっていればある意味楽といえます。)

残念ながら私の主人はあまり帰りが早い職場ではありません。平日の夜は戦力外です。定時で切り上げるべく昼間はがしがし働き、保育園のお迎え時間に間に合うように電車に飛び乗り、やっと家に着いた~と思ったら息子から「ママ、テレビ見たい!」「おやつ買ってきてないの?やだー!食べるー!ママ嫌い!」「トイレきてー!お尻ふいてー!」とか息つく暇なく言われるわけです。その隙をみて急いで夕食の準備をし、なかなか食べてくれないご飯を30分くらいかけて食べさせ、食器を洗い、翌日の保育園の準備をし、一緒にお風呂に入り、レゴ遊びに付き合い、歯みがきをし、ようやく寝室へ。もう母の体力は残っておりません…。でもなかなか寝てくれず、「面白いお話して!」とせがまれる(絵本ではなく、オリジナルの話を聞きたがります)。そして毎日寝落ちです…。主人は私たちが寝てから帰宅するので、一人でこなさなくてはなりません。これが辛い。ちょっとは休憩したい。自分の時間が欲しい。

ここまで書くと、子供が可愛くないのかと、子供と一緒の時間は楽しくないのかと思われるかもしれませんが、そんなことはないのです。ただ、疲れていたり、その日やり残した仕事のことを考えていたりすると、自分に余裕がないので子供と向き合えないのです。ついイライラして、「もういいかげんにして!」「ちょっと静かにして!」とか言ってしまい、そんな自分に嫌気がさしてくるのです。

どうすればいいのか…。解決策は見つかっていません。周りのワーキングマザーがそつなくこなしているように見えてしまい、なぜ私だけうまくいかないのか…と焦ってしまいます。二人以上子供がいながら働いている人とかみると、神のように思えます。

正社員のまま、働き方を柔軟にさせてほしい(時短延長や在宅勤務)とか私ばかり我儘を言っても、他の人の手前なかなかイエスとは言えないだろうし、私も会社に申し訳なく思う。だったら私が辞めて、その給料の分でバリバリ働ける中途とか雇った方が会社としてはいいのでは?とか、やっぱりパートタイムで新しい職場を探したほうがいいかも…とか、ぐるぐると考えています。

ワーキングマザーってみんなこんな感じなのでしょうか。もう少しこどもと穏やかに暮らしたいというのは贅沢なのでしょうか。

■所有する靴は11足

三連休いいお天気でした。
子供と一緒に公園に行ったり川に行って水中生物を探したりしてました。

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公園ではラジコンのレーシングカーで遊んだり、ブランコ、穴掘り、虫探し…。私はベンチに座っているだけでも、自分で遊べるようになったんだなぁと感慨深い。少し前まではひたすら鬼ごっこに付き合わされ、体力のない私はそれに懲りてしばらくは公園から遠ざかっていましたが、のんびりできるようになって嬉しいです…。

先日は洋服の管理について書きました。
靴の数もだいぶ減ったので、現在の所有数は11足です。

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ぺたんこパンプス(仕事用)
ローファー(仕事用)
スニーカー(普段用) 3足
サンダル(普段用) 2足
黒パンプス(冠婚葬祭)
レインブーツ
ブーティー(仕事用)
黒パンプス(仕事用)

スニーカーのうち1足は数年前にジョギング用で買ったけど一回しか履いてない。
あと、仕事用の靴がほんとに邪魔だわ。
辞めれば減らせるのに(笑)

■2016年やりたいことリスト③洋服の数を減らす

私はミニマリストではありませんが、家の中のものを減らすのは好きです。理想は、となりのトトロのさつきのような家。お父さんの書斎は本が山積みでごちゃごちゃ、それ以外の部屋はモノが少なくてスッキリ。自分の好きなものには囲まれていたいけど、生活に必要なものは最小限、といったイメージです。
ちなみにとなりのトトロを初めて見たときは冒頭の引っ越しシーンがに子供ながらに不思議でした。あのトラック一台に家具とか生活用品が全て載ったのかな、と。さすがにお父さんの大量の本はあとから運んだのかな、とか。
トトロの話をすると長くなりそうなので本題に入ります。

それでですね、私が好きなもの、捨てたくないものはやはり本なんです。だいぶ処分はしてしまいましたが、それでも一般的には多く所有していると思います。
反対に、そんなに興味がないもの、減らしたいものは洋服です。洋服は自分に似合っていて清潔感があれば、数は少なくてもいいと思っています。たくさん持っていてもコーディネートを考えるのが面倒で、結局いつもおんなじようなものを着てしまうんですよね…。

昨年から所持している洋服すべての写真を撮って、アプリで管理しています。現在の所有数は靴やバッグを含めて130着前後(下着、靴下は除いています)。
これは多いのか少ないのかよく分かりませんが、写真を撮り始めた頃に比べたら50着くらいは減ったと思います。処分した洋服は、ブランディアに買い取ってもらったり、友人にあげたり、資源ゴミに出したりしました。

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アプリのスクリーンショットです。カテゴリーを選択すると、カーディガンとかパンツとか、そのアイテムだけ表示されるので便利。

悩みは普段用と仕事用で洋服のテイストが若干違うので、そのぶん数が増えてしまうことです。
普段はジーンズにパーカーとかかなりカジュアルが好きですが、仕事は営業職なのでジャケットやきれいめパンツとかも必要です。どうにか減らせないかと試行錯誤しています。

目標は、今年中に100着を切ること。
仕事を辞めてしまえば半分になるのに…という悪魔のささやきに負けずに頑張りたいと思います。

■2016年やりたいことリスト②スクラップブックで雑誌の整理

雑誌を処分しなきゃと思いつつも、捨てる前に読み返してみたら気に入ったページもあったりして、結局捨てられずにどんどん溜まっていました。

そんな時、偶然この記事を読みました。スクラップブック!私もこれやりたい…!

とりあえずダイソーでスクラップブックに使うノートを買ってきました。

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今回スクラップ対象の雑誌は、FUDGE、クウネル(数年前の)、天然生活、プレジデント(旦那のいらなくなったもの)、地下鉄のフリーペーパーなどなど。
直感で気に入ったページをひたすら切り取っていきます。
切る作業中の写真を撮り忘れました。

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なにこれ楽しい!!
無意識に選ぶ写真でも自分の好みとか今の状況が反映されて、私ってこういうのが好きなんだなとかいろいろと自覚することができました。
どうやら私は誰かの書斎とか、雑貨が気になるようです。

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植物の写真も多く選んでいました。自然が多い場所に行きたいのかなぁ。疲れてるのかな、自分。

まだまだ途中ですが、自分で作ったスクラップブックを見るのがほんと楽しいです。
雑誌はまだたくさん残っているし、何よりやっていて楽しいので、これからも時間をつくってスクラップ続けていきたいと思います。

■「月の砂漠をさばさばと」北村薫

通勤の電車の中では短編を読むことが多いです。電車を降りるときには区切りの良いところまで読みたいし、あまりにも続きが気になると仕事中も気になってしまうから。
北村薫は実はあまり読んだことがなくて、今回は本屋で平積みされていたのをイラストがかわいくて手に取っただけだったけど、これがとても好きな感じでした。ジャケ買いで内容も好みのものだったりするとテンション上がります!

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小学三年生のさきちゃんとお母さんの日常の切れ端。お母さんは、お話をつくる人(小説家かな?)。生活の描写が微笑ましくも生々しく、ふんわりと包み込むような幸福感の中に、得体のしれない影が残る。私は、この「お母さん」と「さきちゃん」のような愉快な会話を自分の母とした記憶はないが、なんとなく懐かしい気持ちになってくる。包み込むような幸福感はまさしく母を思わせるものだったのかもしれない。生活の隅々の描き方が丁寧で、本当に実在の親子のような気がしてくる。
表題の「月の砂漠をさばさばと」は、お母さんがでたらめで歌った歌のことだ。「月のー砂漠をさーばさばと、さーばのーみそ煮がゆーきました」とお母さんが歌うと、さきちゃんは「かわいい!」と喜ぶ。その後の展開が秀逸。あ、展開といってもとくに大きな事件は起きません。ほんわかと、ちょっと切ない。そんな終わり方。

■ついつい買ってしまう文房具

かわいい文房具に弱いです。普段あまりモノを買わない方ですが、気に入ったらつい衝動買いしてしまいます。

最近かったものは、こちらの封筒。
渋谷のラッピング屋さんで購入しました。

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めっちゃかわええ~。水彩画っぽい木のイラストが特に好み。めったに手紙とか書かないのにいつ使うんだよと自分に問いかけましたが、誘惑に負けました。

もうひとつはこちら。
浅草橋のシモジマで購入。

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マスキングテープ
こんなに買って何に使うの…。でも、自分が気に入った文房具って、眺めているだけでも楽しいですよね…!いずれ使い途も見つかるだろうし…!

■真田丸が面白い!

真田丸が始まってから、毎週日曜日が楽しみです。
登場人物のキャラ設定がしっかりしていて、どの人をとってもスピンオフができるんじゃないかと思うくらい見ごたえがあります。

真田丸の中で、ウザいと言われているきり(長澤まさみ)も、昨日の回では私はウザさを感じませんでした。むしろ、信繁(堺雅人)に「がんばってねっ!」と気合いを入れる様子は、人生初の茶が千利休というプレッシャーにびびっている信繁と対照的でよかったです。信繁に足りないものを補っていく役なのかなと思います。今までウザいと思ったこともあったけど、十代の若者なんだから、こんなものかなと個人的には許容範囲でした。そして大阪編に入り、だいぶ大人になり落ち着いた印象です。

それにしても真田丸の秀吉は怖いです。優しい顔をしているので、行動の腹黒さが際立ちます。今後の展開が恐ろしい…。ラストの豊臣一族の幸せそうな団欒が、この後の展開を考えると切ない気持ちになりました。

とにかく、久々に大河ドラマが面白くて嬉しいです!